SDseries
メーカー:ミナト医科学
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SDseriesの特徴であるSpine Dynamics 療法は痛みは背骨と骨盤の状態に影響を受けやすいという過去の経験・研究から導き出された治療概念を基に腰痛・肩こりなどの慢性疼痛の治療を行う療法です。
また、SDseriesを用いたトレーニングにより脊柱本来の機能を取り戻し、筋出力UP、柔軟性UPをもたらします。
●定格電源電圧及び周波数:AC 100V 50/60Hz
●電源入力:130VA
●タイマ:1~10分(1分単位)
●本体寸法(操作部除く):幅778×
奥行き1530 ~ 2445×高さ1210(mm)(本体部のみ)
●重量:145kg
●安全装置:緊急停止スイッチ 異常作動検出回路
(挟み込み検出回路含む)
SD(Spine Dynamics)療法とは?
脊柱弯曲運動の正常化を図るSD療法
脊柱の弯曲運動には「末梢関節への運動連鎖を起こす機能」と「運動時の衝撃を吸収する機能」という2つのはたらきがあります。弯曲運動に異常が生じると、脊柱の動きを補うために末梢関節にストレスがかかり、疼痛が生じてしまいます。また、衝撃吸収機能の低下は、体幹・四肢運動連鎖の破綻による筋出力低下を引き起こします。
理想的な脊柱とは、脊柱が弯曲し、その脊柱を筋肉で支える「筋性支持」の状態です。これは、筋による柔軟性と支持性の両方を兼ね備えた状態になります。
一方、体力低下等により筋力が衰えると、脊柱の弯曲を失い、脊柱を骨で支える「骨性支持」へと変化します。骨性支持状態になると脊柱弯曲運動に異常が生じ、疼痛や筋出力抑制が起こります。
この脊柱弯曲運動の正常化をはかるのが、
Spine Dynamics(SD)療法であり、姿勢制御機構の正常化につながります。
SD療法+筋力トレーニングで効率的な運動療法
脊柱の柔軟性が失われた状態で筋力トレーニングをおこなうと、十分な効果が得られないばかりか、怪我をする恐れがあります。筋力トレーニングを効率的に進めるためにも、脊柱の柔軟性獲得は不可欠です。
ミナト医科学は目標設定からSD療法
筋力トレーニングまでトータルにサポート
トレーニングを進めるにあたっては、その効果を評価する必要があります。SD療法では、「筋肉量に見合った筋出力が得られているかどうか」つまり、筋出力抑制がどの程度生じているかを数値化して評価します。また、この値を目標値としても用います。
SDシリーズの特長
本来の身体機能を取り戻します
SDシリーズによる脊柱弯曲運動改善のトレーニングを1ヶ月間続けることにより、WBI、FFD(指床間距離)が改善するという結果が得られています。これは、このトレーニングにより脊柱本来の機能を取り戻し、筋出力UP、柔軟性UPをもたらすことを示しています。
無理なく安全にトレーニングできます
SDシリーズはどの製品も座位または背臥位で使用する器具であるため、体力が低下した方でも無理なく安全に運動がおこなえます。また、器具を用いることで運動の再現性が高まり、正しい運動を簡単におこなうことが可能になります。
効果が数値化できます
疼痛の状態を評価するのは非常に困難です。しかし、SD療法では%MVとWBIを用い、独自に作成した評価表によって筋出力抑制を数値で表します。この数値は脊柱弯曲運動と密接に関与しており、脊柱弯曲運動の機能状態を客観的に評価することが可能です。
目標の設定で、トレーニングの持続効果を高めます
運動プログラムを「無理なく」「安全に」そして「分かりやすく」進められるため、患者さんのトレーニングに対する意欲が持続し易くなり、さらなるトレーニング効果UPが期待できます。