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赤外線治療器 セラピア

セラピア 3300

メーカー:日本メディックス

型番​:PH-L3300E

​定価:48万円

​●約30秒で目標の温度まで到達

●安心設計

●治療時間1~30分(1分単位)

●電源電圧 :AC100V 50/60Hz

●消費電力:310W

●寸法:幅550×奥行845×高さ1635[mm] 

●重量:17㎏

●認証番号:218AIBZX00001000

​カーボンランプヒーターを採用
黒体である炭(炭素)は、遠赤外線の放射率が高いことで有名です。
​カーボンランプヒータはこの黒体に近い炭素系発熱材を発熱体に使用しているため、遠赤外線放射量の多いことを特徴としたヒータです。加熱時の立ち上がりも早く、約30秒でターゲットの温度まで到達するため、高効率で治療を行うことが可能です。
​また立ち上がりの加熱時間が短縮されるので、より経済的です。

安心設計
ヒータ部の両端に樹脂の把手を付けました。治療中でも安心してヒータの角度や高さを調節することができます。

赤外線の生理的作用
赤外線で皮膚表面を加温することによって、皮膚毛細血管流量が増大し、これに発汗作用も加わり皮膚インピーダンスが低下します。この為、人体に流入する電流量が増えるので、電気治療の前処置としても使用できます。また、血行の改善の他、筋緊張の緩和、疼痛の軽減及び自律神経を正常状態に調整する作用、いわゆる正常化作用があるとされています。

治療時間表示LED

​治療時間設定スイッチ

スタート

​    ストップスイッチ

遠赤外線について

赤外線は、波長がおよそ0.76μm~1000μmの範囲にある電磁波であり、太陽光線の50~60%がこの領域の波長で占められています。この内、5.6~25μmの範囲を遠赤外線と呼び、水及び有機物にはよく吸収される性質があります。一方、人体を構成している物質は水分子以外は有機物分子であり、遠赤外線を照射した場合、空気中でのエネルギー損失はほとんどなく、人体に当たってはじめて人体を構成している分子を共振させ、熱を発生させる結果、暖かさを感じさせることになります。近赤外線が皮膚表面をヒリヒリと熱くし、マイクロ波は金属も熱くするのと違い、遠赤外線は人体に一番効率よく吸収される電磁波であるということがわかります。
遠赤外線の特長としては、

1.人体を構成している物質によって特性吸収される波長域であり、そのために温熱効果を少ないエネルギーで行える。
2.空気による減衰が少ない。
3.表皮の内部、真皮内に達し真皮内に含まれている温度受容器、密度の高い毛細血管、汗線、皮脂腺等の諸器官に温熱刺激を与え、また熱伝導度の悪い表皮の方向ではなく皮下脂肪層への熱伝導が行われ、温熱の深達力が大きくなる。

4.分子内振動との共振による

図1 赤外線分光放射強度

図2 皮膚の赤外線吸収スペクトル

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